PO+Sシステムにて使用するバーコードスキャナの設定方法について説明します。
ここでは、PO+S推奨機である「DL-X2002」を例に解説します。
お使いのバーコードスキャナによって、設定用バーコードは異なりますのでご注意願います。
PO+Sシステムでは、インターフェースはシリアルCOMポートを使用します。
「DL-X2002」はHIDとCOMの両方が使用できるスキャナとなるため、最初にCOMポートへの切替を行います。
HIDインターフェースとは ※PO+S使用不可
HIDインターフェイスはUSBキーボードインターフェイス、USB-HIDとも表記します。
WindowsやMacOS などUSBインターフェイスに対応したOSであれば、OS標準のHIDドライバーを経由し読み取ったデータをアプリケーションのカーソル位置に入力できます。
同じUSBポートを使用するUSBバーチャルCOMインターフェイスとは動作が全く異なりますのでご注意ください。
COMインターフェースとは ※PO+S使用可
COMインターフェイスはUSBバーチャルCOM、USB-COMとも表記します。
USBバーチャルCOMインターフェイスは製品に付属している専用のドライバをインストールして使用します。読取ったデータは仮想COMポートからシリアルデータでホストへ送信されます。
PO+Sシステム以外のシステムにて使用される場合はHIDインターフェースへ戻してください。